自己改訂機能とオンチェーンガバナンス

Tezosは、そのネットワークを互換性のない2つのバージョンに枝分かれ(通称:フォーク)させることなく自らをアップグレードできる自己改訂(Self-Amendment)機能を備えています。

この機能は、コミュニティ内での意見の不一致で開発者コミュニティの分裂が起こらず、開発者のリソースが分散しないという利点があり、より安定した運営を可能にするものです。
また、プロトコルのアップグレードに必要な利害調整などのコストは削減され、将来のイノベーションをシームレスに実装できることとなります。

この機能を支えるTezosのユニークな仕組みは、オンチェーンガバナンス(On-Chain Governance)と呼ばれ、Tezosネットワークの運用方針をステークホルダーの合意を持って進めていく事ができる機能です。

Tezosプロトコルの正式な手順に従うことで、すべてのTezosのステークホルダーがプロトコルの改良案を他のステークホルダーに提案できます。
提案は各々の投票により議決され、より良いプロトコルであるというコンセンサスが取れた場合には、採択されることになります。